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 試験の形式や難易度

 試験方式

試験はCBTで行われます。CBTとは(Computer Based Testing)の略で、試験会場でパソコンを使った試験です。プロメトリック社が委任を受けて実施しています。全国約140都市で実施され、受験しやすい場所を選べます。専門学校等を会場として利用して、基本的に希望する日(土日祝日、年末年始休暇を除く)、時間帯に受験することができます。

パソコンでの受験はとても簡単です。画面に残り時間が表示され、計算問題では計算機も画面上で利用できます。また未回答の設問に関してはアラートも出ますので、安心して受験することができます。

 試験の難易度

試験時間は40分で合格ラインは70点です。受験者の約8割が合格します。運転免許の筆記試験と同レベルと考えるとよいかと思います。問われる内容も、過去問の頻出問題がほとんどで、まったく同じ問題も多くあります。

ただし、パソコンに慣れておらず初めてCBT試験を受験される方は戸惑われるかもしれません。「プロメトリック社のCBT体験版」を実施しておくとより安心です。

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 簡単な試験ですが…

一般課程試験は簡単な試験です。選択式の試験であり、落ちる方はめったにいない試験です。合格するだけならば1日あれば大丈夫です。しかし、簡単であるがゆえに、保険会社の本社社員や外資系生命保険会社の募集人は満点合格することが求められます。

一般常識だけで満点が取れるわけではありません。生命保険用語は一般生活では耳慣れない言葉も多く、曖昧な理解では解けないものがあります。したがって、過去問を含めた勉強が1週間は必要です。また、募集人を目指す方はセールス技術も併せて学ばなければならず、時間的な余裕はありません。できるだけ効率的な勉強をして合格を目指しましょう。

 なぜ満点を目指すのか?

生命保険協会は合格点を70点と決めているのに、生命保険会社によっては「90点以上しか認めない」とか、「100点を取るのが常識」と言った空気があります。これについて「上司がプレッシャーをかけているだけでは?」と思うかもしれません。しかし、満点を取ったほうが良い理由が最低でも3つもあります。

 ❶ 結局は効率が良い

一般課程試験の次には専門課程試験があり、更にその次には応用課程試験が控えています。そして、その問題は一般課程試験の土台の上に作られています。したがって、一般課程試験を70点で合格したとすると、理解の及ばなかった30点分は次の専門課程の学習時に学び直しをすることになります。つまり結局、やらなければならないのです。「とりあえず、最小限の力でギリギリ試験に合格する」ことが本当に頭の良い人の行動なのか?をよく考えてみてください。

 ❷ 転籍時に影響する

生命保険会社は大きな組織なのでグループ会社の中で転籍をすることもあり得ます。例えば、直販営業から代理店サポート営業に異動を申し出るケースも出てきます。この場合、人事担当者には過去の業界共通試験の点数は全て把握されていると思った方がいいでしょう。その際、過去の試験データは全て見えてしまうのです。候補者が2名いて、全ての試験を70点ギリギリで合格している人と常に90点台で合格している人がいるとしたら、どちらを採用するでしょうか?記憶を測る試験には得意不得意があり、ここで人間性を評価されるものではありません。しかし、転職時に天秤をかけられたときは「落とす理由にされる」ことをよく理解しておいてください。

 ❸ お客様のためである

生命保険会社に入社した理由は様々でしょう。しかし、中にはお客様に「本当の安心を届けたい」と考えて入社した人もいるはず(そうであって欲しい)です。もし70点の合格で良いというならば、言い換えれば、「お客様に3割程度、誤った内容を伝えても良い」ということです。その姿勢で本当にお客様のことを想ったセールスを全うできるのでしょうか?これからの時代、求められるのは生命保険商品だけでなく、様々な金融商品の提案ができる人です。まずは生命保険だけでも、100%の知識で勝負できるようになりたいものです。